令和六年度 西武学園文理高等学校の卒業式および謝恩会において、スライドショーを制作させていただきました。三年間の高校生活の思い出を凝縮し、限られた時間の中で振り返ることができる、感慨深い映像作品となっています。本番当日では卒業生、保護者と共に思い出に浸りながらスライドショーを視聴しました。映像が進むにつれ、会場には笑顔や感動の表情、懐かしい場面に歓声が沸き起こる瞬間もありました。さまざまな思い出が蘇る中、改めて仲間との絆や支えてくれた方々への感謝の気持ちを実感するひとときとなったと思います。「歩み」をテーマにした映像演出本スライドショーのテーマは「歩み」。高校生活の思い出を振り返りながら、感情の起伏や空気感を大切にし、写真や楽曲の選定を行いました。卒業式verでは主に「過去の歩み」を、謝恩会verでは「未来への歩み」を意識して制作。思い出を振り返る卒業式verでは、映画の回想シーンなどでよく使われる黒いシネスコ比率を採用し、ノスタルジックな雰囲気を演出しました。一方、未来へ進むことを意識した謝恩会verでは、大きめの白枠を用いることで、明るさと澄んだ空気感を強調。これから広がる未来への期待を感じられるよう工夫しました。楽曲もこのテーマに沿って選定。1・2年生の思い出にはYOASOBIの「ハルカ」、体育祭の熱気を表現する場面にはWANIMAの「ともに」、文化祭や日常の情景には卒業生への応援讃歌としてMrs. GREEN APPLEの「僕のこと」を使用。さらに、謝恩会用の動画には卒業式の様子を加え、川嶋あいの「旅立ちの日に...」を用いることで、門出を祝う演出としました。メッセージを最大限に活かした演出学年主任や前学年主任からのメッセージがより深く心に響くよう、表示のタイミングや演出に細心の注意を払いました。特に、最後に映し出した直筆メッセージには手書き風のアニメーションを加えることで、温かみのある表現を意識しました。メッセージとともに、これまでの思い出が鮮やかに蘇るような映像になったと思います。制作チーム出演:西武学園文理高校42期生 関わってくださったすべての皆様ディレクター:糸洲愛子プロデューサー:遠藤悠斗サブディレクター:竹内彩音映像制作:井上晃輝 仲悠貴 松村和香写真提供:フォトスタジオ森 西武学園文理高校生徒・教師の皆様 写真チェック:船田乃梨子 担当顧問:丹羽龍之介 左暁史 使用楽曲: YOASOBI「ハルカ」 WANIMA「ともに」 Mrs. GREEN APPLE「僕のこと」 川嶋あい「旅立ちの日に…」 Special Thanks:To all the parents 企画・制作: デジタルクリエイト部「令和6年度卒業生お祝い企画」とは?「令和6年度卒業生お祝い企画」は、西武学園文理高校デジタルクリエイト部が、本校初の試みとして取り組んだ「令和六年度卒業式エンディングアクト」と「卒業式 Ending Act Special Page」の企画・制作・運営や保護者向けの謝恩会にて放映する特別スライドショーの制作をした企画の総称。詳しくはこちら!